艦これイベント終わってホッと一息。
久しぶりに葦名に戻って鬼退治を始めました。こんばんはhinataです。
SEKIROそろそろ終わるけど、面白いデスね。
さ、というわけでシンフォギア放送も本日でラスト。
その前にEPISODE12の感想。ちょっといつもと変えてサクッと終わらせましょうぞ。
アバンシリーズ12話特有の特殊オープニングでの開始。
エンディング曲Lasting Songが彩を添える。
以下、所感。書きたいことだけ書いてくゾ。
・前回ユグドラシル攻略という地球側の活躍フラグを立てた部分がフォーカスされる。ワイルドアームズ無印でやりたかった非主人公サイドの活躍を描く展開をぶっ込んできた。ユグドラシルというところも無印に合わせてきていて、古参の渡り鳥としてはニヤニヤしてしまう。また、このユグドラシル、元々はヒトの情報処理ネットワーク(脳?)を並列接続させて運用する惑星改造装置っぽいが、今回は電子端末によるネットワークによって、バラルの呪詛下でも制御を可能としているらしい(by用語集)。こういう現代の状況を踏まえた小技が光るのが実に金子彰史らしい。
・ついに司令が超常に対するかと思ったが、さすがにKAZANARI家Battleを披露していたので、今期の活躍は終了っぽい。残念。あんまり出張るとギャグになっちゃうからね。
・一方で、キャロルの活躍が再度あった。これは少し意外だった。てっきりシャトーの活躍はファンサービスかと思ったのだが。用語集で錬金術が神に至る技術という解説があり、GXから続く錬金術テーマはアヌンナキに対抗する5期への壮大な伏線であり、キャロルはその代表的なポジションとして動いているのだろうと思われる。恐るべし金子彰史。
・シェム・ハの同胞の喉元へと攻め入ってやる、という言。似たような境遇のWAXFの的、ヴァイスハイトは現地で大量の兵器を生産して追放された故郷に復讐することを考えていた。ここでのシェム・ハも攻め入るということは迷い子であるヒトを改造してその先兵を作るということではないだろうか。こう考えると、ヴァネッサたちが怪物仲間が増えるからシェムハに協力しているという話とも合致する。
一方で、ツイッターを見ていると、惑星自体を改造して宇宙船にするというコメントもあった。なるほど、そういえば元々惑星を改造するのがアヌンナキの目的だったので、ユグドラシルが出てきた以上、惑星にもなんらかの影響を与える可能性は高い。
余談であるが、おそらく金子さんプレイ済みのゼノギアスでも同様に人類がデザインされた生命だという設定があった。件の作品では、惑星に不時着して破損した太古の宇宙船を直すために、生体部品として原子人類が生産されていたというものであった。完全にではないが、シンフォギアとも符合する部分があり、攻め込むための宇宙船作製はあながち外れてはいないように思われる。
Aパートキャロルvsシェム・ハ。なんか怪獣大戦争みたい。
・果ての荒野に独り立つ。これ見よがしにWA5成分を入れてきた。無理しなくてもいいのよ?
・エルフナインは未来さんの勇気にこたえたい、といったことを吐露して勇気をだして立ち向かっているが、実際GXのころからダインスレイフを持ち出してS.O.N.G.に提供するとか、行動力があったよね。君はすごいやつだよ。
・どんつく:愚鈍なこと。そういう人。 普通ニュアンスでしかわからん。どっから受信してるんだ、こういう単語。
・キャロル変身。この後のクリス変身と合わせて2バンク。こういうところで尺を稼いで、以前のようにライブ映像を挟まなくとも密度の濃い作画が維持できているのはXVのほんといいところ。
・虚を突くのが古武術の真髄であるが、XVでは開幕地雷とか、今回の開幕逃走(ユグドラシル狙い)とかうまいこと戦闘が単調にならずに展開するのが面白い。また、いつものことであるが、このときキャロルは上手(右)から下手(左)へのいわゆる主人公ムーブをしている。主人公っすね。
・空中戦のシェム・ハがカッコいい。剣を出してからの構図や、速度感がすごくすき。それから、シェムハのメ・ラ・ゾ・ー・マ(※ダイの大冒険)にシビれる。これをぶち込んだ奴に金メダル上げたい。 そして、撃ち落とされたキャロルは(謎の地滑りで)上手へと押し戻される構図。こだわりを感じる。
・鉄砲に緊縛(鉄砲縛り)。最初意味わからんかったけど、両手を拘束する縛り方なのね。誰知識だよッ!(笑)
この縛りにすることで、シェム・ハの刃を使うと自身を傷つけるようにして弦を解かせないようにしていると思われる。もしくはキャロルの趣味かもしれない。どこ知識だよ!(ほ、ほら、お父さんがお縄になったとき、いろいろと調べたのかも・・・)
このシーン、バメンシャ予告ではてっきり調のヨーヨーかと思ったけどキャロルちゃんでしたか。外れちまった。
あと、シェム・ハへの攻撃に合わせて緊縛用の弦を放置させておくとかいう戦術にしびれた。アクションシーンのアイディアがいいなぁ。
・アルカへストで人間の概念を除いた部分を分解するという荒業にでたキャロル。この発想はなかった。なんでもありだな。直前のシーンで司令が友達殺しを代わりにやるのかという問いを投げている。その答えがこれということは、どこまでも未来を助けようというキャロルとエルフナインの意思を感じる。また、もしすべてをそのまま分解するだけであれば楽勝だったのかもしれない。(人と分離するにも相応のエネルギーが必要そうだし)キャロルが負けた原因はシェンショウジンのファウストローブもあるが、そういった甘さもあったのかもしれない。(そうだといいな)
また、曲も「高くつくぞ、俺の歌は」というところでエルフナインが想い出を償却する覚悟を叫んで出力をあげている。歌と映像のシンクロで嫌がおうにも盛り上がる。前回は敵に払わせるような歌詞だったのが、今回は自分で払う歌詞である。シンフォギアはこうでないとね。
・プロデューサーさん!シェンショウジンですよ!シェンショウジン! すっかり忘れてた。ワクワクする展開である。魔を払うシェンショウジンは錬金術も魔として扱うのか。魔の定義ひろいなぁ。これ、普通に神も殺せるのでは?(魔=神にあだなすものという哲学兵装かもしれないが)
・破壊樹ユグドラシルが世界各地でいきり立っていくシーン。これ、デザインの元ネタはトネリコというよりも、星を破壊するというバオバブの樹ではないだろうか。
・洸が響の母と祖母を迎えに行くシーン。覚悟完了感あるけど、物語へどう影響するのだろうか。期待である。
しっかし、どれくらい離れているのかわからないが、一丁事あったらまっさきに家に向かったんだろうな。神社で逃げ出した洸とはえらい違いである。おばあちゃんが赦した感じに目をつぶっている。立花家の未来は明るそうだ。
・自由の女神にヒビはいるのは、自由が神によって奪われた暗喩と、それによって女神が涙を流しているような表現だろうなぁ。
・活動を開始したユグドラシルがネットワーク状になるシーン、最近ではキルラキルの生命繊維、昔ではテイルズオブデスティニーのダイクロフトをほうふつとさせる。空を奪われるというのは絶望感あっていいね。
地球が赤くなってAパート終了。なんかソニーミュージックのCMがうまいことはまる。(個人の感想です)
Bパート・響とクリスが赤くなった地球を見上げるのは、ワイルドアームズ無印でマザーに汚染されたファルガイアをマルドゥークから見るシーンのオマージュか?
・ヴァネッサとミラアルクの登場。普通に歩いてでてきた。友達かよ。
お前らちょっとは奇襲をかけるとか勝てるように算段をつけろよ!(笑) 恥ずかしくないんだゼ!?
・クリスの啖呵が完全にシンフォギアG11話(
謎ポエム)。偽悪的というか、裏切ったように見せてその実正しいことがしたいと動いた当時の自分に重なるところがあったのか。(まぁヴァネッサたちは割と自分のためだからアレだけど)
・ヴァネッサ本気形態の背中の腕はちょっとらぎゅ様っぽい(もしくはDBの天津飯か)。名前はテンタクルロッドか?
そして背中からビームはシンゴジラっぽくもある。
・ヴァネッサの本気モード、なんかマザーっぽいデザイン入ってるな(蛹みたいな)と思ってたんだけど、気づいた。ヴァネッサって名前の由来なんだろうと思ってたけど、おそらくWA5の月のガーディアンセレスドゥではないだろうか。あれ蝶(=ヴァネッサ)モチーフだし。
さらにいうと、マルドゥークにいる初代のセトも入ってそう。
ヴァネッサ

セト(無印)

小ネタが憎いね。そういや、マルドゥークは隠しボス3体と戦えるんでした。狼とプロレスラーじゃなかったけど(笑)。
・Red Hot Blaze君、(ミラアルクの助太刀で)またまともに撃てなかったね・・・。もう、その技を決め球にするのやめたほうがいいよ・・・。アルテミススパイラルでいいじゃないか・・・。
・チャンクリのおっぱいをわしづかみにした響。確信犯(スタッフが)。
・どこかで戦闘が→近いデスよ!で壁ぶっこわれるのは笑った。
・クリスの初アマルガム解禁。インナーがXDU君の和装に似てるなって思ってたけど、たまたまか知らんが弓で来たね。しかも和弓っぽい。放つ∀∀デ・レ・メタリカ。珍しくカタカナである。よだんだが、デ・レ・メタリカはWAでは魔のガーディアンがいるダンジョン(魔導書)であったが、元々は治金(錬金術)の本という設定でもある。
あ、もしかして∀って魔弓イチイバルの歌詞にかけてる?(ゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブ~)
・ヴァネッサの攻撃はゼノサーガⅢのKOS-MOSのD・TENERITASみたいでかっこよかったゾ!
・ヴァネッサの最後の叫びが届いても届かなくてもきっとクリスは助けるつもりだったんだろうなぁと思うと、やっぱりクリスは優しい子だと思った。というか、敵を助けるってスクリューボール(シンフォギア1期)じゃん。響からの影響だろう。(本人は助けたわけじゃねぇっていってるけど)
・クリスの攻撃で出来た穴が閉じるシーン、エイリアン2のラストとか、エイリアン4の宇宙船に穴をあけたシーンを思い出させるね。シンフォギアは映画なのだ。
・「ウチも弱さを言い訳に、自分の心を殺すのはたくさんだゼ」
て、テメーーーー!!どの口がいってやがる!(それこそがいままでの非道の言い訳に聞こえる)
これ、この場面では防人も怒るに怒れないだろうし、ちょっとかわいそう。防人が赦しても、天羽々斬が赦すかな!?
・ヴァネッサたちノーブルレッドが改心(?)したので、怪獣アゲテオトスが出現。
シェム・ハが遠隔操作で月遺跡乗っ取りを開始した。
響が逡巡したせいでコントロールを奪われてしまったけど、金子御大のことだからいいことしたら、救いがあるはずなのだ。(後述のXD)
・響が変身の際に自ら服を破り捨てるのカッコいいね。シェムハ変身の対になってる感じ。(まぁ今回ヴァネッサも服なげすてたけど)
・Appleによってシェムハ再臨が決まってしまった種明かしがされた。月遺跡自体の機能停止がトリガーかと思ったけど、ちょい違ったね。でもまぁ予想通り。よいことが悪いことの引き金になっていたっていうのは物語構成の常とう手段である。しかし組み込み方がうまいなぁ。
・月食に合わせる理由ってなんだ…。あ、錬金術や歌と同じように惑星配置でエネルギーを取り出すつもりかも。
・38万kmの使い方だいたいあってた。マルドゥークからの帰還は途中でイレギュラーがないとですもんね。
でもラスボス倒したあとじゃなかった。
ところで、遺跡ボカンってなんだよ!タイムボカンみたいにいうなよ。
・エシュロンって速攻で発想するマリアがやべぇんだよなぁ。察しが良すぎる。
相手の機転で不利になった状況をさらに機転を利かせてしかも世界中で手を取り合って対応するという展開は熱いなぁ。
AXZでは敵側にやられてしまったけど。GXの世界再構築とか、マムの月遺跡再起動でも片鱗が見られた感じの展開。力に善悪はないという金子イズムでもあるね。
・八紘ニキがすでに緊急事態を予見して手を打っていたのは有能を通り越して怖いwちょっとデウスエクスマキナ感ある。
(まぁさすがにこの事態は予想してなかったッポイけど)
・兄上と捨くん、本編で初登場。兄上かっこいいけど、なんでビルの上にいるの???
・防人が完全復活。1期のころから、空飛ぶと立花と仲直りしてくれる。手をつなぐという映像的に表現してくれたのはいいね。
・「エクスドライブだッ!」
唐突ぅ!!!!さっき切ちゃんがギアを纏えばっていったのと同じレベルの常識人的発想。さすがシンフォギア。
そして、実際絶唱でできてしまうので呆気にとられた。
あと、緒川さんが存外普通のテンションで「やはりXDを起動させるにはフォニックゲインが」とか言い出すから笑った。
おまえ、いま世界の歌姫とJKが宇宙の塵になるとこやねんぞ!?w
・流れ星、堕ちて、燃えて、尽きてーー。(1期の)タイトル回収。シェムハさんお疲れ様です。
・XDの成功はかなり唐突な印象をうけたが、よくよく考えると、バラルの呪詛を司る月遺跡が破壊されたことで、一時的に呪いが解けたことで適合係数が上昇したからだろうか。バラルの呪詛が解ければ人は聖遺物を自在に操れるようになるようである(1期フィーネの独白参照)。
また、そういう展開であれば、先ほど響がヴァネッサごとシェムハ断章を破壊することに躊躇したことに新しい意味が付加される。
つまり、あそこで速攻でヴァネッサを犠牲にした場合、月遺跡は破壊されずに残り、たとえダイダロスの迷宮で地球に帰還できても流れ星と消えるところであった。
それが、今回XDという僥倖につながったわけである。いいことしたらいいことある、というのが金子シナリオの不文律なのでこれには納得である。
CM・キャロルチームはいつも賑やかで楽しい。
こんなところで、感想終了。
ついに次回は最終回。ワクワクが止まらん。
ではでは今日はこの辺で。